今回は「3D カメラ」と「Windows Hello」についてです。
■3D カメラって何?
これまでパソコンに搭載されていたカメラは「2D」タイプのものでした。このカメラでは、平面しか撮影ができませんでした。
それにくらべ「3D」タイプのカメラは、赤外線を利用して奥行きの情報を識別することができます。撮影するものを立体としてとらえることができます。
■Windows Hello を使いましょう
Windows Hello とは(マイクロソフトホームページより)
以前の投稿でもご紹介しました「Windows Hello」という機能がWindows 10 には搭載されています。スマートフォンやタブレットでは、端末にパスワードを設定して使います。これは、盗難時に他人にデータを不正利用されないようにするためです。現在ではパソコンも同じようにパスワードを設定して使うようになりました。端末を安全に利用するためには仕方のないことですが、毎回パスワードを入力するのは非常に面倒です。
Windows Hello を使うと、「顔」がパスワードの代わりになります。面倒なパスワードを入力しないで、安全にパソコンにサインインすることができます。
※Windows Hello では、指紋や光彩認証なども使うことができます。
■3D カメラの搭載機種が増えました
以前はマイクロソフトの「Surface Pro 3」などにしか搭載されていませんでした。現在では、マイクロソフトの「Surface Pro 4」、DELL 「new Inspiron 13 7000」などにも搭載されています。
※最初の写真はDELL new Inspiron 13 7000 (DELL ホームページより)
以前は、3D カメラが高額だったためパソコン本体の価格がかなり高いものにしか搭載されていませんでした。しかし、先ほどのDELL new Inspiron 13 7000 は価格が14万円台なのに3D カメラが搭載されています。
※同じ商品名でもモデルによって価格・性能は異なります。購入時には必ずご確認をお願いします。
■まとめ
3D カメラが搭載されていれば、面倒なパスワード入力が必要なくなります。毎回パスワードを入力するのが面倒だという方は、ぜひ3D カメラが搭載されているものを選びましょう。
以前ご紹介した「Windows Hello」についての記事をご覧になりたい方は、以下の関連記事を参照してください。
(関連記事)
「2016年秋、最新パソコン購入のポイント」(2016年9月30日)
「これからパソコンを購入するときのポイント(その3)」(2016年8月30日)
「これからパソコンを購入するときのポイント(その2)」(2016年8月29日)
「これからパソコンを購入するときのポイント」(2016年8月28日)
「Windows Hello について」(2015年12月20日)
「Windows 10 の登場によるこれからの世界」(2015年12月17日)
(参考)
「Windows Hello とは」(マイクロソフト)
「新しいInspiron 13 7000 2-in-1」(DELL)
0 件のコメント:
コメントを投稿