2015年12月4日金曜日

パソコンの値段が高い気がする訳


■国内パソコンメーカー再編

朝新聞を読んでいたら「市場縮小で活路探る 東芝など3社のパソコン事業統合」の記事に出会いました。

海外メーカーとの価格競争に敗れ、多額の負債を計上したため、ソニーは撤退(VAIO 株式会社として2014年7月独立)、富士通は分社化(2015年10月)、NEC はLenovo と合弁会社設立(2011年6月)など、国内パソコンメーカーのかつての栄光はどこかに行ってしまったような状態です。
※東芝は、ご存知のように会計不祥事で大問題になっています。パソコン事業の業績が実は悪化していることが判明。

そんな中で、富士通・東芝・VAIO 株式会社の3社が経営統合に向けて交渉に入るという記事を読み、「やっぱりなあ。」という気がしました。

■日本メーカーのパソコンが高い気が…

最近、生徒さんから「家電量販店に行ったんだけど、昔に比べてパソコンの値段が高い気がする。」ということをよく聞くようになりました。

パソコン業界が前出のような状態ですので、かつての「5万円台のパソコン」は店頭で見られなくなりました。各国内メーカーは、価格競争ができるわけもなく、大昔のパソコンの値段に戻った状態です。

パソコンに使っている部品も一昔前のものを搭載している機種も多いので、海外のメーカーに比べて、「値段が高いのに性能が悪い」といったことになっています。

■海外メーカーがおすすめ

つい日本メーカーの製品を購入したいと思う方が多いと思いますが、海外メーカー(DELL, hp など)のパソコンは、「値段が安いのに高性能な最新の部品」で作られています。

メーカー保証もとても手厚いので、通常の1年保証に、2~3年の延長保証やトータル保証(落下・水濡れに加え、盗難に対応するものも有)をつけておけば、無償で修理してくれます。

延長保証は有料なのですが、これを付けたとしても、日本メーカー製に比べて、はるかに安く購入することができます。

■年末なので買い替え情報を掲載予定

Windows 10 の登場から4か月を過ぎ、新しい年に向けて最新のパソコンを購入しようとお考えの方は多いと思います。

これまで書いてきたような理由で、あまり日本メーカーの製品はおすすめしません。

海外メーカーは抵抗があるなあとお考えの方も多いと思いますので、教室で使っている海外メーカー製パソコンを例にあげながら、パソコン購入のお得情報を掲載していく予定です。お楽しみに。

(参考)
「市場縮小で活路探る 東芝など3社のパソコン事業統合」(日経電子版)
URI:
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO94751960U5A201C1TI1000/

「デルコンピューター」(DELL)
URI:
http://www.dell.co.jp/

「日本ヒューレットパッカード」(日本hp)
URI:
http://www8.hp.com/jp/ja/home.html

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