2015年12月31日木曜日

Windows 10 Mobile のContinuum


■スマートフォン用のContinuum

Windows 10 の新機能「Continuum(コンティニュウム)」は、PC やタブレット、スマートフォンで少しずつ差があります。

今回は、スマートフォン用のContinuum のご紹介です。

■外部モニターにつないでPC として利用

Windows 10 Mobile を搭載したLumia 950 やLumia 950 XL などは、専用の「Dock(ドック)」で液晶モニターや液晶テレビにつなぐと、パソコンとして機能します。

ワイヤレスアダプターを使えば、まったくケーブルをつなぐ必要もなくなります。

Bluetooth やUSB を使い、キーボードやマウスをつなぐと、Word やExcel、PowerPoint などのアプリをパソコンと同様に使うことができます。

■安い端末では使えません

当ブログでご紹介しているマウスコンピュータの「MADOSMA」などのミドルレンジモデルや他メーカーから発売されているもっと安い端末では、この機能は使うことができません。

先程紹介したLumia 950 は、日本ではどのキャリアからも発売されていません。秋葉原などでは、端末が購入できますので、興味のある方は試してみてください。

(参考)
携帯電話用の Continuum へようこそ」(マイクロソフト)
携帯電話用のContinuum のセットアップ」(マイクロソフト)
Give your phone PC-like power to get things done」(Microsoft)
Microsoft releases new Continuum for Windows 10 Mobile」(WinBeta)

2015年12月30日水曜日

MADOSMA Q501 をWindows 10 にアップグレード

2015年12月18日(金)の投稿でご紹介したマウスコンピューター製Windows Phone「MADOSMA Q501」をWindows 10 にアップグレードしてみました。上の写真は、アップグレード前のWindows 8.1 の状態です。

■インターネット経由のアップグレードが来年に延期

12月中にOTA でアップグレードが開始される予定だったのですが、来年2017年1月以降に延期が決まりました。

すでに1か月アップグレードを待ちに待っていたので、さらにもう1か月は待てません。今回、詳しい方向けに「Windows 10」のアップグレード方法が公開されましたので、試してみることにしました。

■簡単にアップグレードできました。

詳しい方法は、参考にあげたリンクをご覧ください。


「フラッシュ」のボタンを押し、Windows 10 のイメージを端末に展開します。データは、すべて消えてしまいますので、現在の環境を残したい場合は、必ずバックアップを取ってから作業を行ってください。

■再設定開始

しばらく待つと「ようこそ」画面が表示されます。使用言語を選んで、画面に出てくる指示に従うと、すぐに使えるようになりました。

マイクロソフトアカウントを設定してあれば、以前の環境も復元することができます。

■Windows 10 の新機能が使えるようになりました

音声アシスタントの「Cortana(コルタナ)」や、新ブラウザーの「Microsoft Edge」も使えるようになりました。

これで、パソコン、タブレット、スマートフォンが同じWindows 10 で動くようになりました。同じ操作ですべて使えるので、本当に便利です。

MADOSMA をお持ちでまだアップグレードしていない方、年末・年始の休みを利用して、挑戦してみてください。

自分で操作を行うのが不安な方は、有料のアップグレードサービスがありますので、そちらをご利用ください。

(関連記事)
シリーズ「寝かしちゃったなあ」その2 Windows Phone「MADOSMA」」(2015年12月18日)

(参考)
MADOSMA Windows 10 Mobile OTA 延期 ご案内」(マウスコンピューター)

MADOSMA Windows 10 Mobile アップグレードサービス」(マウスコンピューター)

2015年12月20日日曜日

Windows Hello について

■パスワードのない世界へ

これまでパソコンを使う際、「電源を入れて使い始める(サインイン)」、「設定を変更する」、「ネットでショッピングをする」など、このような場合に必ず「パスワード」を入力する必要がありました。

パスワードは、「8文字以上で数字とアルファベットの組み合わせ」などのルールがあり、これを毎回入力しないといけませんでした。

■面倒な操作をなくした上で、さらに安全にシステムを使う

Windows 10 では、「Windows Hello」という機能が搭載されています。「顔認証」や「指紋認証」などを使い、パスワードを使わないで安全にシステムを使うことができます。

■顔認証

Intel 製「RealSense」という「3D カメラ」を搭載しているパソコンは、顔認証を使うことができます。「Windows Hello」があなたの顔を追いかけて、すぐに本人認証してくれます。毎回、パスワードを入力する必要がありません。

しかし、大変便利な機能なのですが、現在この機能を搭載しているパソコンは、上の写真の7種類とマイクロソフト社から発売されている「Surface Pro 4」だけとなっています。

■まだまだ高額

3D カメラの価格が高いため、搭載しているモデルは「20万円以上」の高価なものがほとんどです。以下に代表的なものをあげておきます。

1)NEC LAVIE NS850/CAB Office Home & Business Premium 搭載

CPU: Core i7-6500U, メモリー:8GB, HDD:1TB SSHD
モニター:15.6インチ(3840×2160)
重量:約2.7Kg
税込262,008円(242,600円+税19,408円)
3年延長保証付(+10,400円税別)税込273,240円(本体253,000+税20,240円)

2)Surface Pro 4 Office Home & Business Premium 搭載

本体のみ
CPU: Core i7, メモリー:8GB, SSD 256GB
モニター:12.3インチ(2736×1824)
重量:786g
税込231,980円(214,797円+税17,183円)

タイプカバー
重量:約310g
税込17,710円(16,399円+税1,311円)

本体+タイプカバー
重量約1,096g
税込249,690円(231,196円+税18,494円)

3)Surface Pro 4 Office Home & Business Premium 搭載

本体のみ
CPU: Core i5, メモリー:8GB, SSD 256GB
モニター:12.3インチ(2736×1824)
786g
税込194,180円(179,797円+税14,383円)

タイプカバー
重量:約310g
税込17,710円(16,399円+税1,311円)

本体+タイプカバー
重量約1,096g
税込211,890円(196,196円+税15,694円)
(参考)
Intel RealSense」(Intel)
NEC LAVIE NS850/CAB」(NEC 121ware)
Surface Pro 4」(Microsoft)

2015年12月18日金曜日

シリーズ「寝かしちゃったなあ」その2 Windows Phone「MADOSMA」

■シリーズ第2回はWindows Phone

シリーズ「寝かしちゃったなあ」の第2回です。

4年ぶりに日本で発売されたWindows Phoneを発売日の2015年6月18日(木)に購入していたにもかかわらず、6か月も寝かしてしまいました。

マウスコンピューター製Windows Phone「MADOSMA Q501」をご紹介します。

■商品構成
箱の中には、このようなものが入っていました。

本体、電池、充電用microUSB ケーブル、microSD とクイックスタートガイドです。

■SIM はBiglobe を使います

こちらも購入時に頼んであったBiglobe のSIM です。このWindows Phone は、SIM フリーなので、お好みの格安SIM で利用することができます。

■設定も簡単

SIM とmicroSD を本体にさし、電源を入れると初期設定が始まります。画面の指示に従い設定していくと、簡単に完了しました。

■なんでもっと早く使わなかったんだろう

使ってみると動作も軽くとても快適です。前回の「スティック型PC」の時も感じたのですが「なんでもっと早く使わなかったんだろう。」と思いました。

4年前にau から発売されたIS12T に比べ、画面も大きく、動作もとても軽いです。12月中には、OS も「Windows 10 Mobile」にアップグレードされる予定です。

もっと詳しく知りたい方は、当教室のFacebook ページにアルバムがありますので、ご覧ください。

(関連記事)
MADOSMA Q501 をWindows 10 にアップグレード」(2015年12月30日)

(参考)
Windows 10 Mobile 搭載スマートフォンMADOSMA」(マウスコンピューター)

マウスコンピューター製Windows Phone MADOSMA」(Facebook ページ)

2015年12月17日木曜日

Windows 10 の登場によるこれからの世界


昨日、ITmedia ビジネスオンライン主催セミナー「働き方改善だけで終わらない、ビジネス革新へ踏み出す新プラットフォーム~Microsoft Surface & Windows 10 が持つ可能性~」に参加するため久しぶりに東京へ出かけました。

Windows 10 という新しいプラットフォーム戦略の全容、Windows 10 でワークスタイルがどのように変わるのかなど、大変参考になりました。

■OneWindows の世界

古いWindows の時代、パソコンやスマートフォン、タブレットはそれぞれ操作法が違っていました。この頃は、「3つの使い方」をマスターしなければいけませんでした。

Windows 8.1 の時代になると、ほぼ使い方が統一され、同じ操作でどの端末も使えるようになってきました。

2015年7月、Windows 10 の登場により、パソコン、スマートフォン、タブレットだけでなく、ゲーム機のXbox やIoT (Internet of Things) への組み込みOS としてなど、Windows 10 であらゆるデジタル機器が操作できるようになりました。

■パスワードのいらない世界

これまでは、ID とパスワードによって、安全に端末を使ってこれましたが、「毎回パスワードを入力」したり、「定期的にパスワードを変更」したり、「使うサービスによってパスワードを変える」など、非常に煩わしい操作が必要でした。

Windows 10 では、「Windows Hello」という生体認証機能により、3D カメラや指紋認証デバイスを使い、簡単にパソコンにサインインすることができるようになりました。

3D カメラは、高額なため、採用されているパソコンは「Surface Pro 4」など、ほんの一部の機種に限られています。

Windows 10 の標準機能として使えるのですが、ハードウェアメーカーが今後「3D カメラ」を採用していくかどうかは、微妙です。
※Windows 8.1 の時代「タッチパネル」を外して販売しているケースが多くありました。
※家庭向けPC の場合、今後3Dカメラ搭載モデルが増えるか今のところ全く不明です。

■WaaS (Windows as a Service)とは

Windows 10 は、30年のWindows の歴史の中で、最後のメジャーアップデートとなりました。

今までは、約3年のペースで新しいWindows が登場しましたが、「新機能を3年間提供できない」ことや、「セキュリティーがどんどん甘くなっていく」などの問題が生まれました。

これから、Windows は、「サービス」として提供されます。お客様からの要望をすぐに取り入れ、最新の機能を年に3~4回のペースでお届けできるようになりました。
※2015年7月の販売開始から、1回めのアップデートが11月に提供されました。

しかも、これらの最新機能が「無料」で提供されていきます。

■Windows 10 を使ってみましょう

Windows 7 やWindows 8.1 update をお使いの方は、1年間無料でWindows 10 が提供されます。

Windows 10 アップグレード対応機種をお持ちの方は、ぜひWindows 10 にアップグレードしてお使いください。
※(注意)アップグレードには、お使いのPC メーカーより詳細なアップグレード情報が提供されています。事前準備やアップグレード後の処理が必要になります。3年前に発売されたPC までがおおよそ対応機種になっているようです。必ずデータのバックアップを取ってから作業をしてください。

(関連記事)
これからパソコンを購入するときのポイント(その3)」(2016年8月30日)

(参考)
セミナーの概要」(ITmedia)
Windows Hello について」(ITmedia PC USER)
Windows Hello」(マイクロソフト)

2015年12月15日火曜日

MESH とnanoblock を組み合わせてみました

先週12月7日(月)の投稿でFirst Flight の「MESH」という商品をご紹介しました。

その投稿の中で、教室入口に「Button タグ」がマガジンラックにはってあり、そのボタンを押すとランプの色が4秒ごとに変わるプログラムが実行できることを書きました。

今回は「Motion タグ」と、こちらも度々ブログで登場する「nanoblock」のデモを考えてみました。

■nanoblock 「チワワ」と組み合わせ

nanoblock の「チワワ」にMESH の「Motion タグ」をはってみました。

チワワを振ると「ワン!」と鳴きます。教室のYouTube チャンネルに動画がありますので、詳しくはそちらをご覧ください。

現在、教室のテーブルの上に子犬2匹と一緒に置いてあります。そのうち、教室入口のnanoblock 展示場所に移動しますので、教室の近くにお越しの方は、使ってみてください。

■モーターやLED も制御してみたい

MESH には、モーターなどを制御できる「GPIO タグ」や明かりとして制御できる「LED タグ」などもありますので、いつかご紹介したいと思います。

ブレッドボードに組んだ「LED」なども制御できると思いますので、応用編としてこちらもご紹介できたらなあと考えています。


(関連記事)
nanoblock 酉(トリ)シリーズ作成中」(2017年1月3日)

ひつじのぬいぐるみをMESH と組み合わせて使ってみましょう」(2016年11月29日)

IoT を体験しよう!「MESH」のご紹介」(2015年12月7日)


(参考)
「熱海パーソナルコンピュータ教室」(YouTube チャンネル)
URI:
https://www.youtube.com/user/APCSJPN/videos


「MESH」(First Flight)
URI:
https://first-flight.sony.com/pj/4/%E9%81%8A%E3%81%B3%E5%BF%83%E3%82%92%E5%BD%A2%E3%81%AB%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%20MESH

2015年12月13日日曜日

古いPC のCPU を交換(VAIO VGC-LA53B)

2015年12月8日(火)の投稿で、生徒さんからいただいたSONY VAIO VGC-LA53B のハードディスクをSSD に交換したことを書きました。

■CPU も交換しよう

Windows Update など、すべてのメンテナンス作業が終わり、軽い用途なら問題なく使えるのですが、少し複雑な用途になるとCPU の使用率がすぐに100%になってしまいます。

そこで、もう一度本体カバーを開けるのは面倒なのですが、思い切ってCPU も交換してみることにしました。

■またまた、パズルのようでした

前回一度開けているので、だいぶ慣れはしましたが、かなり面倒でした。

このVAIO のCPU は、Celeron M440 が使われていました。今回はこれをCore 2 Duo T7600 に交換しました。Core 2 Duo とかCore 2 Quad って懐かしいですね。

■快適に動くようになりました

CPU 使用率が100%になってしまうことは、なくなりました。前の状態に比べ、本当に快適です。
CPU 交換前(Celeron M440)
CPU 交換後(Core 2 Duo T7600)
マウスコンピューター製 MS-NH1(Atom Z3735F)

エクスペリエンスインデックスを載せますので、参考にしてください。先日のスティック型PC のエクスペリエンスインデックスも載せておきます。8年経つと、当時の最速のCPU がスティック型PC と同程度かそれ以下とは、ちょっと寂しいです。

さらに詳しい内容をご覧になりたい方は、教室のFacebook ページにアルバムがありますので、あわせてご覧ください。

(関連記事)
古いPC のハードディスクをSSD に交換(VAIO VGC-LA53B)」(2015年12月8日)

(参考)
VAIO VGC-LA53B CPU 交換」(Facebook ページ)

2015年12月12日土曜日

スティック型PC「MS-NH1」続報

昨日ご紹介したマウスコンピューター製スティック型PC「MS-NH1」の配線をさらに見直してみました。

■小型のキーボートに変更

前回は、マイクロソフト製のフルキーボードとマウスを使ったのですが、今回はELECOM 製ワイヤレストラックボールキーボード「TK-FDP021」をつないでみます。

小型キーボードなのでコンパクトに配置できます。また、右上にトラックボールがついているので、マウスが必要ありません。レシーバーも1つで済みますので、ハブを使わず、MS-NH1 本体のUSB ポートだけで配線できます。

■HDMI スプリッターをHDMI 変換コネクターに変更

前回は、HDMI 端子の付いていない古い液晶モニターにつなぐため、プロジェクターの配線に使用している「HDMI スプリッター」を使ったので、場所も取りますし、電源も必要になっていました。

今回は、「HDMI 変換コネクター(メスーメス)」を使います。

「HDMI-VGA 変換アダプター」とMS-NH1 本体をこのようにつなぐと、スプリッターが不要になります。
※詳しくは、当教室のFacebook ページにアルバムがあります。

■Bluetooth で接続

Bluetooth が使えることを忘れていました。前回は、大きなUSB スピーカーをUSB ハブにつないでいたのですが、今回はSONY のBluetooth スピーカー「SRS-BTV5」に接続します。

■すっきり配線、できあがりました


電源は、スティック型PC と液晶モニターの2つだけになりました。キーボードはUSB で無線接続、スピーカーはBluetooth で接続しているため、余分な線がだいぶ減りました。

教室のご案内をこの液晶モニターに流すという用途で使う予定です。キーボードもスピーカーも必要ないので、スティック型PCをモニターの裏に持っていけば、見えるのはモニターだけとなり、デジタルサイネージなど宣伝用途に最適です。

興味のある方は、ぜひお試しください。

(関連記事)
シリーズ「寝かしちゃったなあ」その1 スティック型PC「MS-NH1」」(2015年12月11日)

(参考)
熱海パーソナルコンピュータ教室」(Facebook ページ)

2015年12月11日金曜日

シリーズ「寝かしちゃったなあ」その1 スティック型PC「MS-NH1」

■シリーズ第1回はスティック型PC

昨日の投稿で予告しましたシリーズ「寝かしちゃったなあ」の第1回です。

2015年2月に購入していたのに、事務所の片隅でずっと眠っていたマウスコンピューター製スティック型PC「MS-NH1」を取り上げてみます。

液晶テレビやパソコンのモニターに取り付けると、何とただのテレビやモニターがWindows 搭載パソコンになってしまうという優れものです。

キーボードやマウスは別売ですが、職場やご家庭に使っていないものがあれば、そのまま利用することができます。

■商品構成

箱を開けてみると、このような商品構成になっています。

「スティック型PC 本体」、「USB-AC アダプターと電源供給用USB ケーブル」、「HDMI 延長ケーブル」、そして「ファーストステップガイド・保証書」です。

■配線は、本当に簡単

本体に電源ケーブルをつなぎます。写真では、左から2本目のケーブルです。

HDMI出力端子にHDMI延長ケーブルをつないでいます。一番右側のケーブルです。

また、USB 端子には、USB ハブにマウス・キーボード用のアダプターを付けてみました。。USB 機器が1つであれば、ハブは必要ありませんので、本当にすっきりと配線ができます。今回は、USB スピーカーなどをこの後付けていく予定なのでUSB ハブを取り付けました。

■簡単につながりました

後は、セットアップ作業をするだけです。簡単に使い始めることができました。なぜ10か月も寝かしたんだろう。

■HDMI 端子がないモニターへの出力

今回は、HDMI 端子のない古い液晶モニターで教室のご案内を流そうということで、機材は増えてしまうのですが、出力させてみました。

もっと詳しく知りたい方は、当教室のFacebook ページにアルバムがありますので、ご覧ください。

(関連記事)
スティック型PC「MS-NH1」続報」(2015年12月12日)

(参考)
マウスコンピューター製 スティック型PC MS-NH1」(Facebook ページ)

2015年12月10日木曜日

寝かしてしまったデジタル機器

■未開封の商品がたくさん

12月も残り少なくなってきました。教室は、12月に入り古いPC の入れ替えのお手伝いや年賀状印刷などでとても忙しいです。

さて、「大掃除もしないとなあ。」と、事務所を見回してみると、今年1年忙しくて購入したのに使っていない「寝かしてしまったデジタル機器」が多数あることに気づきました。

数えてみると20個近くあります。「Windows Phone」、「ヘッドマウントディスプレイ」、「ドローン」や「室内ラジコンヘリ」などなど、「なぜ開けてくれないの?」と言わんばかりにころがっています。

■昨日1つ開けました
「マウスコンピュータ スティック型パソコン」(2015年2月19日)
掃除も兼ねて、これからは少しずつ開けていこうと思い、昨日マウスコンピュータ製「スティック型PC」を開けました。

普通のパソコン用モニターのHDMI 端子に取り付けると、ただのモニターがパソコンになってしまうという便利な商品です。

今は、インテルが参入し、当たり前のようになってきたスティック型PC ですが、日本では初の製品だったマウスコンピュータ製「MS-NH1」を開けてみました。

この商品、当時は人気があり過ぎてなかなか購入できなかった記憶があります。年明けに「1月15日に追加入荷が決定」というメールをいただき、この時は購入できず2月19日になってやっと注文しました。

■なぜ使わなかったのだろう?

使ってみるととても便利です。スピードもそこそこ出ています。なぜ今まで使わなかったのだろうと、ものすごく後悔しました。

■そうだ、シリーズにしよう

未開封商品まだまだたくさんありますので、これから当ブログで「寝かしちゃったなあ」というシリーズとして、商品をご紹介していこうと思います。

明日は、先程紹介したマウスコンピュータ「MS-NH1」をご紹介します。お楽しみに。

(参考)
「スティック型PC m-Stick シリーズMS-NH1」(マウスコンピュータ)
URI:
http://www.mouse-jp.co.jp/abest/m-stick_nh1/

「Intel Computer Stick CSTK-32W」(IO DATA)
URI:
http://www.ioplaza.jp/shop/g/g1000-01260724-00000001

2015年12月9日水曜日

「渡辺Dr. のおしゃべりタイム」のスポンサーになりました

■スポンサーをさせていただくことになりました

毎週水曜日午後1時30分からFM 熱海湯河原79.6MHz で「渡辺Dr. のおしゃべりタイム」が放送されています。

来年2016年1月より、こちらの番組のスポンサーをさせていただくことになりました。

これまでも渡辺耳鼻科さんのYouTube チャンネルにラジオの番組をあげるお手伝いをさせていただいているのですが、これからは違う角度から協力させていただけることになりました。

■本日の放送

本日の放送、テーマは「勝沼ワイナリー、シャトー勝沼」についてです。

放送をお聴きになりたい方は、パソコンの場合「FM Ciao! 熱海湯河原」のホームページからサイマルラジオでお聴きください。

スマートフォンをお使いの方は、「TuneIn」などのラジオアプリでご視聴いただけます。

(参考)
「FM Ciao! 熱海湯河原」サイマルラジオ
URI:
http://www.ciao796.com/

「TuneIn」
URI:
http://tunein.com/

「渡辺耳鼻科YouTube チャンネル」
※過去の放送はこちらから。
URI:
https://www.youtube.com/user/Watanabejibika/videos

「渡辺耳鼻咽喉科アレルギー科クリニック」(ホームページ)
URI:
http://www.watanabejibika.co/

2015年12月8日火曜日

古いPC のハードディスクをSSD に交換(VAIO VGC-LA53B)


■古いPC をいただきました

先日、最新のWindows 10 搭載デスクトップPC の設置に生徒さんのご自宅へうかがいました。その際、古いPC は必要ないということで「SONY VAIO VGC-LA53B」を回収させていただきました。

■買い替えのポイントは「動作の遅さ」

このパソコンは、2007年に発売されたWindow Vista 搭載モデルです。8年前のモデルなので、最近の高度な処理が要求されるソフトウェア環境では、「何をやっても動作が遅い」のが、買い替えのポイントになっていました。

■一気に未来のコンピューターへ

最近教室では、Windows Vista を使われていた生徒さんの買い替えのお手伝いをすることが多くなりました。

Windows 10 が高速で安全であることを教室のパソコンで実際にご説明して、修理やメモリー増設などに費用をかけるよりは、最新の環境に買い替えることをおすすめしています。

2009年発売のWindows 7、2012年発売のWindows 8 を飛び越えて、2015年登場のWindows 10 という「3世代先の未来」へと進みます。

■SSD に交換して、リカバリー

回収させていただいた時点で、かなりのろのろの状態でした。このまま「リカバリー(出荷時の状態に戻す処理)」を行っても、多少の高速化しか望めないので、8年前の「ハードディスク」を「SSD(Solid State Drive)に交換」してからリカバリーしてみました。

■まるでパズルのようでした

この時代のパソコンは、自分でハードディスクを交換するには、ものすごく時間がかかります。興味のある方は、教室のFacebook ページにアルバムを作りましたので、ご覧ください。
※背面カバーを開けるのに、こんなにネジがあります。

■快適に動くようになりました

まだ、メンテナンスの途中です。もちろん、最新のパソコンよりは動作は遅いのですが、かなり快適に動くようになってきました。

教室で生徒の皆さんに情報をご案内するPC として、利用させていただこうと思います。ご提供いただいた生徒さん、ありがとうございました。

(関連記事)
15年前のPC 修理とWindows サポートライフサイクル」(2016年2月15日)
古いPC のCPU を交換(VAIO VGC-LA53B)」(2015年12月13日)

(参考)
VAIO typeL ワイド&スリムな、ボードPC」(SONY)

熱海パーソナルコンピュータ教室」(Facebook ページ)

2015年12月7日月曜日

IoT を体験しよう!「MESH」のご紹介

「IoT(Internet of Things)」関連の開発をさぼってるなあと、先日教室のFacebook ページに投稿しました。そろそろ戻らないと…。

さて、本日は「MESH(メッシュ)」という商品をご紹介します。

■「MESH」タグで遊ぼう

「MESH」は、「MESHタグ」と呼ばれるブロックのようなものを組み合わせて、プログラミングや電子工作が楽しめます。

ソニーの社内ベンチャー「First Flight」が商品を提供。2015年7月に品川のソニー本社ビルで担当者にお会いしてきました。

■タグの種類は合計7種類

以前は、ボタンの機能を持つ「Button タグ」、振動センサーの「Move タグ」、明かりが光る「LED タグ」、モーターなどを制御できる「GPIO タグ」の4種類しかありませんでした。

品川でお会いした担当の方に「タグの種類を増やしてくださいね。」とお願いして来たら、本当に増えていました。ありがとう。

周囲の動きを検知する「Motion タグ」、周囲の明るさの変化を検知する「Brightness タグ」、温度や湿度の変化を検知する「Temperature & Humidity タグ」の3種類です。

■タグを組み合わせていろいろ遊ぼう

簡単なプログラムとしては、「Button タグのボタンを押したら、LED タグが点滅する」とか「Move タグを振ると、GPIO タグに接続したモーターが回る」などがあります。

■iPad で簡単にプログラミング

プログラムは、iPad で動く専用アプリがあります。画面に表示されたブロックを並べていくだけなので、小さなお子さんでも簡単にプログラミングができます。

タグに備わっている機能だけでなく、「iPad 上で音を鳴らす」こともできますので、おもちゃの剣にMotion タグをはっておけば、振るたびに「ヒュン!」と音を鳴らしたりもできます。

最近アプリがバージョンアップされ、画面の表示も従来の英語表示から日本語表示に切り替わりました。また、iPad だけでなくiPhone 用のアプリもできたようです。

■外部機器もコントロールできます

当ブログでたびたび出てくるPhilips のLED 電球「hue(ヒュー)」もコントロールできます。

教室入口に「Button タグ」がマガジンラックにはってあります。来校された方は、ボタンを押していただくと床に置いてある「hue」が4秒ごとに色が変わるプログラムを体験できます。プログラムは、教室の壁に取りつけてあるiPad で制御されています。

興味のある方は、ぜひ試しに来てください。


(関連記事)
ひつじのぬいぐるみをMESH と組み合わせて使ってみましょう」(2016年11月29日)

MESH とnanoblock を組み合わせてみました」(2015年12月15日投稿)

ゴールデンウィーク終了。本日より授業再開です。」(2015年5月8日投稿)


(参考)
「MESH」(First Flight)
URI:
https://first-flight.sony.com/pj/4/遊び心を形にできる%20MESH


「「MESH」でIoT を体験する(2015年11月11日)」(日経コンピュータ)
URI:
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/watcher/14/334361/110900412/?mle&rt=nocnt

2015年12月4日金曜日

パソコンの値段が高い気がする訳


■国内パソコンメーカー再編

朝新聞を読んでいたら「市場縮小で活路探る 東芝など3社のパソコン事業統合」の記事に出会いました。

海外メーカーとの価格競争に敗れ、多額の負債を計上したため、ソニーは撤退(VAIO 株式会社として2014年7月独立)、富士通は分社化(2015年10月)、NEC はLenovo と合弁会社設立(2011年6月)など、国内パソコンメーカーのかつての栄光はどこかに行ってしまったような状態です。
※東芝は、ご存知のように会計不祥事で大問題になっています。パソコン事業の業績が実は悪化していることが判明。

そんな中で、富士通・東芝・VAIO 株式会社の3社が経営統合に向けて交渉に入るという記事を読み、「やっぱりなあ。」という気がしました。

■日本メーカーのパソコンが高い気が…

最近、生徒さんから「家電量販店に行ったんだけど、昔に比べてパソコンの値段が高い気がする。」ということをよく聞くようになりました。

パソコン業界が前出のような状態ですので、かつての「5万円台のパソコン」は店頭で見られなくなりました。各国内メーカーは、価格競争ができるわけもなく、大昔のパソコンの値段に戻った状態です。

パソコンに使っている部品も一昔前のものを搭載している機種も多いので、海外のメーカーに比べて、「値段が高いのに性能が悪い」といったことになっています。

■海外メーカーがおすすめ

つい日本メーカーの製品を購入したいと思う方が多いと思いますが、海外メーカー(DELL, hp など)のパソコンは、「値段が安いのに高性能な最新の部品」で作られています。

メーカー保証もとても手厚いので、通常の1年保証に、2~3年の延長保証やトータル保証(落下・水濡れに加え、盗難に対応するものも有)をつけておけば、無償で修理してくれます。

延長保証は有料なのですが、これを付けたとしても、日本メーカー製に比べて、はるかに安く購入することができます。

■年末なので買い替え情報を掲載予定

Windows 10 の登場から4か月を過ぎ、新しい年に向けて最新のパソコンを購入しようとお考えの方は多いと思います。

これまで書いてきたような理由で、あまり日本メーカーの製品はおすすめしません。

海外メーカーは抵抗があるなあとお考えの方も多いと思いますので、教室で使っている海外メーカー製パソコンを例にあげながら、パソコン購入のお得情報を掲載していく予定です。お楽しみに。

(参考)
「市場縮小で活路探る 東芝など3社のパソコン事業統合」(日経電子版)
URI:
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO94751960U5A201C1TI1000/

「デルコンピューター」(DELL)
URI:
http://www.dell.co.jp/

「日本ヒューレットパッカード」(日本hp)
URI:
http://www8.hp.com/jp/ja/home.html

2015年12月2日水曜日

nanoblock「チワワ」を作りました

■nanoblock(ナノブロック)の展示場所に追加

2015年11月24日(火)の投稿「nanoblock の展示場所を作りました」でご紹介した、教室に入ってすぐの展示場所に追加するため、今回は「チワワ」を作ってみました。

■「チワワ」のパッケージ

今回作ったチワワは、こんなパッケージに入っています。

中を開けるとパーツはこのようになっています。

できあがりました。エサ入れもかわいいです。

■ライトアップしてあります

LED ライトやLED プレートを使って、ライトアップしてあります。1週間前にくらべてきれいです。

ご覧になるための許可など不要ですので、教室にお立ち寄りの方は、お気軽にどうぞ。パンフレット置き場の横にあります。クリスマスに向けてどんどん作品を増やしていくつもりです。お楽しみに。
※熱海パーソナルコンピュータ教室の「Facebook ページ」にアルバムがありますので、もっと写真をご覧になりたい方は、そちらをどうぞ。

(関連記事)
nanoblock 酉(トリ)シリーズ作成中」(2017年1月3日)

nanoblock の展示場所を作りました」(2015年11月24日)

(参考)
「熱海パーソナルコンピュータ教室」(Facebook アルバムページ)
URI: