2015年2月23日月曜日

眼鏡型端末SONY SmartEyeglass 開発者向けに発売開始

■開発者向けに3月10日発売開始

先週2015年2月17日(火)にソニーの眼鏡型端末「SmartEyeglass(スマートアイグラス)」が3月10日(火)からアプリ開発者向けにいよいよ発売開始という発表がソニーからありました。

教室では、EPSON MOVERIO BT-200AV のアプリ開発を現在行っています。先日、当ブログでご紹介した「3D ツアー」など既にいろいろな場所で利用されています。


■ソニーストア名古屋で参考展示

(ソニーストア名古屋イベントスケジュール)

「ソニーストア名古屋」は、2010年3月13日にオープンしました。今年で早くも5周年なんですねえ。

この「SmartEyeglass」が、5周年記念の期間2015年2月27日(金)~3月8日(日)に国内唯一の参考展示が行われます。

「ヘッドマウントディスプレイ」を使った「360度の新感覚映像体験」も2月27日(金)~3月1日(日)まで行われるようです。

「Smart Eyeglass」は、昨年11月1日(土)~11月9日(日)に開催された「ソニーストア大阪」の10周年記念祭で展示されました。この時は参加できませんでしたので、今度こそ見に行ってみようかと考えています。

■眼鏡型デバイス、続々登場予定
(Telepathy Jumper)

(Oculus Rift)

今年は「Telepathy Jumper」や「Oculus Rift」といった眼鏡型デバイスも登場が予定されています。

1月に米Google が、Google Glass(グーグル・グラス)の失敗を認めたことにより、眼鏡型デバイスは今後どうなるかと思われましたが、いろいろなメーカーから商品が続々登場してきますので、やはり今年は眼鏡型端末に注目が集まりそうです。


(参考)
「SmartEyeglass Developer Edition」(Press Release)
URI:
http://www.sony-asia.com/pressrelease/asset/601477/section/hqpressreleases

「ソニーストア名古屋5周年 新たな体験、ここから」
URI:
http://store.sony.jp/store/event/nagoya-5th/index.html

「Telepathy」
URI:
http://tele-pathy.org/

「Oculus Rift」
URI:
https://www.oculus.com/

(関連記事)
「「ハコスコ」を試してみました。」(2015年2月25日の記事)
URI:
http://apcsjpn.blogspot.jp/2015/02/blog-post_25.html

2015年2月22日日曜日

レノボ製ノートPC をお使いの方へ:「Superfish(スーパーフィッシュ) 問題」について

■レノボのSuperfish 問題

レノボ・ジャパン(Lenovo Japan)製ノートPC をお使いの方、ここ数日いろいろな場所で目にする「Superfish(スーパーフィッシュ)問題」をご存知ですか。

Superfish は、2014年9月から同社のコンシューマー向けノートブックPC製品の一部にインストールされていたソフトウェアです。このソフトウェアは、本来、お客様のショッピング体験を向上させるためのソフトウェアでした。

簡単に言うと、このソフトウェアに脆弱性が見つかりました。

■教室のWindows 8.1 with bing タブレットも対象でした

2014年12月30日の記事「Windows 8.1 タブレットを購入」でご紹介したWindows 8.1 搭載8インチタブレット「Miix 2 8(ミークス・ツー・エイト)」も対象でした。

みなさんの中にもG シリーズ「G50-30」、「G50-45」、「G50-70」やYoga シリーズ「Yoga2-11BTM」、「Yoga2-11HSW」をお使いの方は多いと思います。

筆者も時間ができ次第、対応しようと思います。

■気になる方は削除しましょう

現在このサービスは、停止されていますので、ソフトウェアがインストールされている状態でも当面の問題はありません。

しかし、脆弱性の見つかったソフトウェアをそのまま残しておくのも気持ちがよいものではありません。

気になる方は、以下のリンクを参考にSuperfish を削除してください。特に「SUPERFISH のアンインストール方法」のページ最初に表示される「自動削除ツール」をご利用いただくと簡単です。

(参考)
「SUPERFISH に関するレノボの見解」
URI:
http://support.lenovo.com/jp/ja/documents/HT102632

「SUPERFISH の脆弱性」
URI:
http://support.lenovo.com/jp/ja/documents/HT102633

「SUPERFISH のアンインストール方法」
URI:
http://support.lenovo.com/jp/ja/documents/ht102634

2015年2月21日土曜日

タッチ機能付液晶モニターについて調べてみました

■スティック型PC 用タッチモニターを探そう

2015年2月19日(木)のブログで「スティック型PC を注文した記事」を載せました。教室にはHDMI 端子を搭載した液晶ディスプレイがたくさんあるのですが、やはりタッチで操作したいなあと考えて、タッチ機能搭載の液晶ディスプレイについて調べてみました。

■なんとお店に置いていないという事実が判明

現在販売されているWindows 8.1 update 搭載のノートPC やタブレットは最初からタッチパネルが搭載されているものがほとんどです。

そういうわけで、タッチ機能搭載液晶ディスプレイは製造してもあまり売れなかったと先日某家電量販店の店員さんから詳しく説明をうけました。そのお店では、現在店頭在庫は置いていないそうです。

■選択肢はあまりありません

Windows 8.1 update で利用できる10点マルチタッチ液晶ディスプレイを探してみました。すると以下の2商品しか存在しないようです。

1)Dell製 27インチモニター P2714T 64,980円 2013年10月発売
Dell P2714T
URI:
http://accessories.apj.dell.com/sna/productdetail.aspx?c=jp&cs=jpbsd1&l=ja&sku=210-ABTU

同メーカーの23インチタイプもご紹介しておきます。

Dell 23インチモニター P2314T 34,980円
URI:
http://accessories.apj.dell.com/sna/productdetail.aspx?c=jp&cs=jpbsd1&l=ja&sku=391-BBLP

2)LG製 23インチモニター 23ET63V-W 41,000円 2013年7月下旬発売
LG 23ET63V-W
URI:
http://www.lg.com/jp/monitor/lg-23ET63V-W

実際には他にも何製品かあるのですが、Windows 8.1 update で性能をしっかりと発揮できるタイプはこれだけのようです。

■3D 液晶モニターの時もそうでした

筆者は昨年6月に「3D 機能搭載液晶モニター」を探しに大手家電量販店を探し回りました。使っていた古いタイプが機能的に使えなくなったためです。

やはりこの時も「3D タイプは置いても売れないんです。」と説明を受けました。広い売り場にたくさんの液晶ディスプレイがこれでもかと置いてあったのですが、その中でたった1台だけ発見。

他に選択肢がないので、注文すると、まさか買っていく人がいるのだろうかという具合で、遠くの倉庫まで探しに行ってくれました。しかも27インチなのでとっても箱が大きかったです。
※ちなみに機種はASUS 製 VG278HE です。今ネットで調べてみるとものすごく安くなっています。お買い得ですよ。

■4K 液晶モニターが買えそうです

確かに24インチ液晶モニターが1万円代で買える時代に、こんなに高価な商品が売れるとは思えません。

4K 液晶モニターが安いものなら6万円代で買えるので、どちらを購入したらよいか本当に悩ましいです。

もう少し考えてみようと思います。皆さんも液晶モニターを買い替える際の参考にしてください。

2015年2月20日金曜日

EPSON スマートグラスを利用した3D ツアー

(近畿日本ツーリストホームページより)

そろそろEPSON スマートグラスBT-200AV の開発に戻ろうとしていた矢先、何となく見ていたテレビの番組でこの端末を使ったバーチャル3D ツアーのことを知りました。

■近畿日本ツーリスト「スマートツーリズム」

調べてみると、近畿日本ツーリストの「ウエアラブル眼鏡でリアル体験!江戸城天守閣と日本橋復元3Dツアー」というプランのようです。

上述EPSON 製スマートグラスBT-200AV を使い、「江戸城」と「日本橋」をCG で復元し、その場にいながら江戸時代の臨場感を味わえるというものです。

■思いっきりかぶってますね

どんなアプリを開発しようかといろいろプロジェクトを考えていたのですが、その中の一つと完璧にかぶっております。

教室が静岡県の熱海市にあるので、熱海の観光情報をこのスマートグラスで表示しようと考えていました。

街の中をこのスマートグラスをかけて歩いてもらうと、昔の熱海はこんなだったんですよと再現するアイデアまで同じです。

熱海市の銀座通りには、商店街の中に昔の熱海の写真が貼ってあり、当時の熱海がどんなだったかを見ることができるようになっています。これをリアルに3D で再現しようと考えていました。
※筆者は、写真の前で構想をシミュレーションしていたので、1枚の写真を何十分も見つめている変な人と思われていたかもしれません。

筆者の通っていた小学校の旧校舎や統合されてなくなってしまった中学校なども再現してみようかとも考えていました。こちらはかなり筆者の趣味になってしまいますが…。

■他のプロジェクトに取りかかります

開発者サイトをまめにチェックしておけばよかったのですが、きっとだれもそんなことしないよなあなどと思っておりました。

他にもいろんなプロジェクトを考えておいたので、そちらに取りかかることにします。

EPSON のBT-200AV は初代機に比べかなり小さくなりました。しかし、まだ大型なのでツアーの団体が日本橋でスマートグラスをかけていると、変な集団に見えてしまいます。さらに小型化が進めば、だれもが違和感なく、バーチャルツアーを楽しめるようになるでしょう。

以下に、スマートグラスとツアーのリンクを置いておきます。ツアーはまだ参加可能のようです。興味のある方はぜひ参加してみて下さい。筆者も悔しいけれど行ってきます。

(参考)
EPSON スマートグラス MOVERIO(モベリオ) BT-200AV
※製品購入前に4日間レンタルできます(有料)
URI:
http://www.epson.jp/products/moverio/

近畿日本ツーリスト(スマートツーリズム)
URI:
http://biz.knt.co.jp/tour/wearable_kojin/

2015年2月19日木曜日

スティック型PC を注文しました

スティック型PC 「m-Stick MS-NH1」 (マウスコンピューターホームページより)

■スティック型PC をついに注文

昨年からずっと欲しかった「mouse computer(マウスコンピューター)」の「スティック型PC」をやっと購入することができました。

スティック型PC とは、モニターのHDMI 端子に挿すだけで使える、Windows 8.1 搭載PC です。お使いのモニターが簡単にPC になってしまいます。

何度も「入荷未定」に泣かされました。メールマガジンで再入荷のお知らせをもらい、予定表に入れておくのに、いつも指定の時間に間に合わず「入荷未定」を繰り返していました。

今日も指定の時間(15:00)を過ぎてしまい、どうせ「入荷未定」かと思っていたのですが、なんと「ご購入・お見積り」ボタンがありました。

■納期は1週間

納期は2月26日(木)です。
※なんとVAIO 株式会社の「VAIO Z」の発売日と同じです。こちらは購入するかまだ思案中。

HDMI のモニターがたくさんあるので、使ってみようと思います。

興味のある方は、以下のリンクからご覧になって下さい。

マウスコンピュータ商品ページ
URI:
http://www.mouse-jp.co.jp/abest/m-stick_nh1/

2015年2月17日火曜日

Kindle for PC 日本語版をテスト中

■アマゾン電子書籍のPC での閲覧
Kindle for PC (amazon.co.jp)

スマートフォンやタブレットでアマゾンの電子書籍を読むのはもはや当たり前ですが、PC での電子書籍の閲覧はずっとできない状態でした。

■Kindle for PC 日本語版を使ってみました。

PC でアマゾンの電子書籍を読む場合、筆者は昨年9月19日に提供開始された「Kindle Cloud Reader(キンドル・クラウド・リーダー)」をずっと使っていました。

そのため、先月1月21日に提供開始された「Kindle for PC 日本語版」のテストは、全く行っていませんでした。

今回、8インチWindows 8.1 update 搭載タブレット「Lenovo Miix 2 8」にインストールしてみました。


■Windows タブレットなどPC で読めるようになったのはよいのですが…

スマートフォンやタブレットでの使いやすさは、まったくありませんでした。とても気になる点が3つあります。

1)ポートレートモードで表示すると左右に妙な余白ができて画面全体で閲覧できません

「ポートレートモード(画面を縦にした状態)」では、せっかくの8インチ画面なのに、左右に変な余白ができて、紙面を画面全体で表示することができなくなっています。
左右にページ操作のための余白があります。

2)ピンチで拡大・縮小ができません。

スマートフォンやタブレットでは当たり前なのですが、画面をピンチして拡大したり、縮小したりすることができませんでした。

画面に表示される「+」「-」ボタンで操作するようです。マウスがつながっていれば、「「Ctrl(コントロール)」キー+マウスのホイールを回転」で拡大・縮小ができます。
「+」「-」のボタンで拡大・縮小

3)拡大時にスライドやスワイプで移動できません。

画面に触れるとページが変わってしまいます。マウスで画面をドラッグしないと移動できないようです。
タッチ操作では移動できません
■改良版に期待

タッチ操作では、まだまだ快適に閲覧することができないようです。アプリを開発された方は、実際に自分で使ってみたのかなあといったレベルです。「Kindle Cloud Reader」の方がまだ使える感じでしょうか。

PC でもアマゾンの電子書籍が読めるようになったのは、かなりの進歩なので、次回の改良版に期待したいと思います。

(参考)
Kindle for PC 日本語版
URI:
http://www.amazon.co.jp/gp/feature.html?ie=UTF8&docId=3078592246

Kindle Cloud Reader
URI:
https://read.amazon.co.jp/

2015年1月1日木曜日

2015新年に向けて


新年あけましておめでとうございます。

昨年は、台風による被害、火山の噴火など大変災害の多い年でした。4月には、消費税が8%に引き上げられ、経済も失速感が見えるようになりました。

しかし、12月には衆議院議員選挙が行われ、2015年は新たな体制へ向かおうという年でもあります。

ICT の世界では、2012年10月にマイクロソフト社からWindows 8 が発売され、マウスやキーボードに頼ることなく、画面をタッチして操作できるようになりました。発売から2年以上が経過し、現在のWindows 8.1 update では、発売当初よりもさらに高機能に使いやすい端末へと変化を遂げました。

昨年は、Windows 8 やWindows 8.1 を搭載した小型8インチタブレットが大ヒット。今年も12インチ端末とあわせて、引き続き有力商品となっていくでしょう。

また、本年秋に発売が予定されているWindows 10 では、パソコン・タブレット・スマートフォンがすべてWindows 10 で動作する「One Windows(ワン・ウィンドウズ)」の世界がやってきます。

これまでのように業務用のWindows とご家庭用のWindows の区別もなくなり、会社でもご家庭でも同じ操作画面でパソコン・タブレット・スマートフォンを扱うことができます。

2014年は、時計型端末や眼鏡型端末も多数発表されました。今年は、さらに普及していく年となるでしょう。また、人工知能を搭載した端末の登場も予想されています。これまでのように人間が操作するのではなく、機械が自分で考えて操作をしてくれる時代がいよいよやってきます。

情報機器により生活はより快適になり、ビジネスの分野でもより一層の生産性の向上が期待できるようになります。

2015年は、これまで以上に情報化の進んで行く年になると思われます。本教室では、今年も最新の技術を皆様にお伝えしていきたいと思います。

平成27年元旦

熱海パーソナルコンピュータ教室
代表 辻川 一郎