2015年8月18日火曜日

古いWindows をお盆休み中使い続けてみました(後編)

8月13日(木)~16日(日)のお盆休みの間、Windows 10 でどこが便利になったかを知るために、あまり使わなくなった古いWindows 環境をあえて使い続けてみました。

今回は前回の「Windows 8.1 update を使い続けてみました(前編)」の続きです

■Windows 7 Service Pack 1 を使い続けてみました

Windows 7 は、2009年10月22日に発売開始。2011年2月23日に現在のWindows 7 SP1(Service Pack 1)が提供開始されました。

Internet Explorer(以下IE) のバージョンは11、Office 2010(Word 2010, Excel 2010, Outlook 2010 等)を搭載しています。

Windows 8.1 update と違い画面をタッチして使えませんので、本当に不便です。すべての操作が「マウス」のみなので、非常に面倒です。

また、発売からかなりの年月がたっていますので、複雑な処理が要求されるソフトウェアを高速に動作させることはできません。何をやってものろのろでした。

Windows 7 は、後述のWindows Vista の欠点を補うために登場したOS です。当時は、「高速で高機能」を売りにしていて、ものすごい販売量を記録したのですが、時の流れは恐ろしいですね。

■Windows Vista Service Pack 2 を使い続けてみました

2007年1月30日に発売され、2008年3月19日にWindows Vista SP1、2009年5月26日に現在のWindows Vista SP2 が提供開始されました。

IE はバージョン9 までしか使えません。Office 2007(Word 2007, Excel 2007, Outlook 2007 等)も今となっては、古めかしい限りです。

この時代のハードウェアでは、複雑な処理が要求されるソフトウェアを高速に動作させることはできません。高速な動作が売りであったWindows 7 SP1 ですらのろのろなのに、もはやそれより古いシステムでは、もう実用的な処理は望めませんでした。

本当に何をやってものろのろです。かなりいらいらします。

■Windows 10 はやっぱりすごかった

お盆休み中、がまんにがまんを重ねてあえて古いOS 環境を使い続けてみてわかったことは以下の点です。

・Windows 10 は非常に高速
 ホームページを見るだけでも新しいブラウザー「Microsoft Edge(マイクロソフト・エッジ)」がとても高速なので快適に作業できます。ボタンひとつでノートに保存できたり、画面に手書きでメモが書き込めるのもとても便利です。

・デスクトップがたくさん作れるのでアプリを終了する必要なし
 趣味で使っているデスクトップと仕事用デスクトップなど、デスクトップをたくさん作ることができるので、いちいちアプリを「閉じる」必要がありません。面倒な操作をする必要がないので、ものすごく作業効率が上がるのがすばらしいです。

・セキュリティーも安心して使える
 サイバー攻撃が考えられないほど悪質になっている現在、最新の環境で安心してインターネットを利用できるのも見えにくい点ですが、かなりのメリットとなります。
 古いパソコンで「ウィルスに感染しないかなあ。」とか「遠隔操作されたりしないかなあ。」とか不安を抱えながら作業するのはかなりのストレスになるのではないでしょうか。

■Windows 10 をご検討ください

パソコンやタブレットを買い替えようとお考えの方や古いOS からのアップグレードを検討されている方、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

操作方法が大幅に改善されていますので、操作がまったくわからないという方、当教室では最新の環境で学習できますので、お気軽にご相談ください。

※上のビデオは、約9年前のWindows Vista のCM です。懐かしさを通りこして、もう古すぎて何のことやら…。

(関連記事)
「古いWindows をお盆休み中使い続けてみました(前編)」(2015年8月17日投稿)
URI:
http://apcsjpn.blogspot.jp/2015/08/windows.html

(参考)
「Windows 10 概要」(マイクロソフト)
URI:
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/features

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