スタート画面のカスタマイズ(Microsoft Windows より)
マイクロソフトのTechNet Blogs(テックネット・ブログズ)に、「どうしてもスタート メニューは必要ですか?」という記事がありましたので、この記事に関連して「スタート メニュー」(スタートボタン)がなぜなくなったかについてふれてみたいと思います。■情報端末は画面にふれて使うのが基本です
教室の授業では、パソコンに加え、多くの方がスマートフォンやタブレットをお使いになっています。
スマートフォンやタブレットには、マウスやキーボードはありませんので、当然画面を「タッチ」して操作することになります。最初は操作に戸惑いますが、すぐに慣れて頂けるのでみなさん上手に操作できるようになっています。
Windows 8 パソコンも「スタート画面」に「タイル」と呼ばれる大きなボタンが置かれ、これに「タッチ」するだけでアプリケーションを起動することができます。スマートフォンやタブレットのボタンに比べ、非常に大きいので年配の方にも押しやすくなっています。
■業務でお使いの方はマウスでの操作も必要?
1)画面が横にスクロールするので、「タイル」を探しずらいという方
Word 2013 を検索した画面
「Word」を動かしたい場合、スタート画面が表示されている状態でキーボードから「w」と入力するとすぐに「Word」を探してくれます。「メモ帳」であれば「め」と入力すればすぐに検索してくれます。2)画面が「タイル」だらけになって探しにくいという方
アプリグループで分類した例
よく使うアプリは「Office 2013」などのように「アプリグループ」を作成すると探しやすくなります。3)どうしてもデスクトップを使いたいという方
タスクバーにピン留めした例
アプリは、Windows 7 のようにタスクバーに「ピン留め」して使うことができます。また、大昔のWindows XP のようにデスクトップ上に「ショートカット」を作成することもできます。
■スタート画面を活用しましょう!
スタート画面には、自分が使いたいアプリをどんどん置いてください。画面の移動も指で簡単にできますし、スクロールも大変高速です。
スクロールがどうしても嫌な方は、「タイル」をスクロールしない位置に移動して使うことができますし、前出の「検索」ですぐに探すことができます。
Windows 8 で新たに採用された「スタート画面」は、使いにくい「スタートメニュー(スタートボタン)」を廃止して、みなさんに効率よくパソコンを使っていただくための改良です。その便利さは使っていただければすぐにわかると思います。
業務用でタッチパネルが使えない場合や、タッチパネルが搭載されているけれども使いたくないという方は、デスクトップに切り替えてマウスとキーボードでお使いください。
※お勧めはしませんが、今までの使い方の方が新しい操作法を覚えるより楽とお考えの方はどうぞ。
(参考)
「どうしてもスタート メニューは必要ですか?」(Microsoft TechNet)
「スタート画面のカスタマイズ」(Microsoft Windows)
(関連記事)
「「Windows XP」サポート終了まであと1年」(2013年4月10日)
「Windows 8 のタッチ操作を体験しましょう」(2013年4月9日)
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